Posted on 11月 26, 2009 under プロキシ, 基礎知識 |
前回に引き続いて、プロキシを使ったインターネット接続のメリットについてご紹介しましょう。インターネットに接続する際に、プロキシサーバーを利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
(1.)IPアドレスが漏れることを防ぐ
コンピューター同士が接続する際に相手を識別するためのIPアドレスが、ウェブサイトを見る場合に接続先のサーバーに分かってしまいます。しかし、プロキシを使うと、サーバーへの接続はプロキシサーバーのIPアドレスを使って行われますので、自宅のコンピューターのIPアドレスは接続先のサーバーには伝わりません。
(2.)キャッシュ機能によりデータが保管される
プロキシはデータの一時保管場所として機能するので、再度パソコンから接続があったときはサーバーに接続するのではなく、保存してあるデータを送ります。ブラウザにもキャッシュの機能はありますが、ブラウザのキャッシュはそのパソコンのそのブラウザしか利用できないのに対し、プロキシのキャッシュはLAN内のすべてのパソコンに利用可能です。
(3.)データの往来を管理することができる
外部からの不正接続を防ぐ「ファイアウォール」、LAN内のコンピューターとインターネット上のサーバーとでやり取りするデータの管理をするを「フィルタリング」機能を果たします。
(4.)LAN内のパソコンにグローバルIPを割り振る必要がない
プロキシにグローバルIPアドレスを設定、LAN内のパソコンはインターネットに接続する際にすべてプロキシ経由にすることで、LAN内だけで使えるプライベートIPアドレスだけインターネット接続が可能になります。
Posted on 11月 10, 2009 under プロキシ, 基礎知識, 接続 |
「プロキシ」という言葉を聞いたことがありますか?
インターネットに興味があって、ブラウザもIE以外のものをお使いの方なら、一度は聞いたことがあるのではないかと思います。今回はこの「プロキシ」についてご紹介したいと思います。
「プロキシ」(プロキシー、プロクシ、串、Proxyなど)とは、インターネットに接続してサイトを見るとき、自分のコンピューターと接続先のサーバーとのデータのやり取りの中継をするコンピューター又はソフトウェアのことを云います。プロキシを使用しない場合、自分のパソコンからサイトのコンテンツを送出してくれるサーバーに直接接続し、「このページを送ってほしい」とリクエストし、サーバーが要求されたページを送り返す、という形式を取ります。
一方、プロキシを利用した場合は、プロキシがその間に入ります。自分のパソコンからプロキシに接続し、「どこのサーバーのこのページを送ってほしい」とのリクエストをします。それを受け取ったプロキシは指定されたサーバーに接続し、「このページを送ってほしい」とのリクエストを出します。それを受けてプロキシに要求されたページを送り返し、受け取ったプロキシが自宅のパソコンに接続して転送します。
この場合のプロキシのポジションは、自分のパソコン内に「ソフトウェア」としてあったり、LANの出口にあったり、インターネット上に設置されていたりしますが、基本的にどれもすることは同じです。プロキシ接続の利用によって、(1.)IPアドレスが漏れることを防ぐ、(2.)キャッシュ機能によりやり取りされたデータが保管される、(3.)データの往来を管理することができる、(4.)LAN内のパソコンにグローバルIPを割り振る必要がなくなる、といったメリットが得られます。
Posted on 10月 15, 2009 under 基礎知識, 接続 |
サーバーは24時間電源入れっぱなしのパソコンのことじゃないの?と勘違いされている方が少なくないようです。サーバーに接続するのは自分しかおらず、 サーバーが一日や二日落ちても、データが消えたり漏洩しても全然OKという用途の場合にはそんな感覚でもある程度サーバー接続が可能だと思いますが・・・。
しかし、会社のウェブサーバーやメールサーバーなどの不特定多数の人が接続する場合、基本的に24時間365日停止できなくなりますから、セキュリティ面の対策に加え、ディスク破損などのハードウェア障害、電源障害、ネットワーク障害にも備える必要があります。
つまり、「パソコン」を扱うスキルと「サーバー」を管理をするスキルは全く別物だということ。また、24時間365日、不特定多数の人から休み無く接続されるということは、すなわち一般の「パソコン」よりも壊れやすくなる、ということです。そのような状況で、24時間365日、サーバー接続サービスを止めることができないということは、接続できないというリスクをヘッジするためにハードウェアをいくつもつなげて多重化したり、ネットワーク接続を多重化したりなどの特殊な設備投資が必要になりハードの構成そのものが「パソコン」とは全く異なるケースがあるということです。
更に、外部からの攻撃にも細心の注意を払う必要があります。24時間365日、世界中から来る悪意ある接続に注意を払い、決定的な攻撃が未遂に終わるような対策を講じ続けなければなりません。サーバー接続の運用というのは、決して素人が片手間で、 「パソコンの延長」でできるような簡単なものではありません。
Posted on 10月 01, 2009 under コンピューター, 基礎知識 |
パソコンとサーバーが別物だと思っている方が少なくないようです。パソコンとサーバー関係は、サーバー・ソフトがインストールされたコンピューターがサーバーなのです。つまり、中に入れるソフトウェアの違いだけで性能的にはあまり変わりません。
ビデオデッキを2台並べてビデオテープをダビングしたように、パソコンにサーバー・ソフトをインストールするというお手軽さはありません。もう少し、サーバー関連の知識と手順を覚える必要がありますが、基礎知識さえあれば、古くなったパソコンをサーバーとして利用することは思ったよりも簡単に出来てしまいます。実際、最近では自宅でウェブサーバーやメールサーバーを立ち上げる人が増えてきています。
また、覚えておきたいのがサーバー専用に作られた機械のスペックです。
ハード面では、HDD(ハードディスクドライブ)がより壊れにくいものになっていたり、電源が2つあったり、ファンが2つあったり、ラックに取り付けられるような形になっていたりです。サーバーとして売っているコンピューターは、24時間稼働を前提に高価で壊れにくいパーツで組み立てられています。それ故、サーバー向けコンピューターは、普通のパソコンよりも高性能なものを指し高額になるのが一般的です。
それに対してパソコンは、24時間稼動は前提としていないため、過重な負荷がかかった状況では誤作動や故障の可能性が高いので、商用には向かないというハードの制約があります。
Posted on 9月 09, 2009 under サーバー, 基礎知識 |
今回もサーバー接続の基礎知識として、サーバーの種類をご紹介したいと思います。サーバー販売会社から、1Uサーバーなどの最新機器を購入して、自分のサーバーを構築する場合には、サーバー接続に関する基礎知識は欠かせません。
(4.)プロキシサーバー
プロキシとは「proxy」(代理)という意味ですが、プロキシサーバーはクライアントマシンの代わりにウェブサイトに接続し、データをキャッシュ(cashe)しておくことで高速にブラウジングすることが可能となります。またプロキシサーバーにキャッシュしたデータを複数のマシンで共有することも可能です。具体的には、企業などの内部ネットワークとインターネットの間に位置し、直接インターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わって、「代理」としてインターネットとの接続を行なうコンピュータのことを指します。
(5.)DHCPサーバー
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)とは、インターネットに一時的に接続するクライアントに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコルです。DHCPサーバーには、ゲートウェイサーバーやDNSサーバーのIPアドレスなどが設定されており、ダイヤルアップなどの手段を使って接続してきたクライアントにこれらの情報を提供する役割を担います。
(6.)DNSサーバー
以前にもご紹介しましたが、IPアドレスとホスト名を相互に変換する専用サーバーがDNSサーバーです。
Posted on 8月 20, 2009 under サーバー, 種類 |
今回はサーバーの種類についてご紹介しましょう。パソコンからインターネットに接続する場合、様々な種類のサーバーに接続しているのですが、日頃はあまり意識せずとも大丈夫です。しかし、サーバーの設定に関する知識を知っておけば、サーバー構築の際に役立つと共に、サーバー設定も自在にできるため自由度が格段に上がります。
(1.)FTPサーバー
FTP(File Transfer Protokol)はインターネット初期から存在するプロトコルで、現在でもよく使用されます。通常は接続したクライアントとサーバー(FTPサーバー)間のファイル転送に利用されます。具体的には、ホームページ用各種データファイルのウェブサーバーへのデータアップロード、データが入っているFTPサーバーからクライアントへのファイルのデータダウンロードなどに使用されます。
(2.)メールサーバー
メールを利用するためのサーバーです。内部では、SMTPサーバー、POPサーバー、IMAPサーバーのやりとりによって受信、送信、転送、保存を行っています。
(3.)ウェブサーバー
プロトコルに「HTTP(HyperText Transfer Protocol)」を使用するのでHTTPサーバーともいいます。InternetExplorerやFirefoxなどのようなウェブブラウザからのリクエストに対して、HTMLファイルやイメージファイルを送信します。
次回は「サーバーの種類#2」をお送りします。
Posted on 7月 30, 2009 under DNSサーバー |
今回はインターネット接続のための基礎知識として、DNS(Domain Name Service)サーバーについて勉強していきましょう。
まずはインターネット接続のメカニズムを理解することから始めます。「インターネット上には無数にサーバーが存在するのですが、その中から1つを特定して接続できるのはなぜか」ということを理解しないといけません。コンピューター同士が通信する際にインターネット上では「TCP/IP」というプロトコルを利用します。
「TCP/IP」では、ネットワーク上の各コンピューターに固有のIPアドレスを割り当てて、相手のIPアドレスを指定することで、間違ったコンピューターに接続しないようになっています。つまりIPアドレスはネットワーク上の「住所」にあたるものです。サーバーの特定にIPアドレスが用いられ、それを使ってサーバーに接続すると覚えておけばいいでしょう。
そしてDNSの出番です。DNSとはIPアドレスをホスト(ドメイン)名に、ホスト名をIPアドレスに変換する名前解決メカニズムのことです。IPアドレスは、「192.168.0.1」のような数字とコンマの羅列で割り当てられるのですが、このままでは人間は扱いづらいため、「xxx.yyy.com」のようなホスト名に変換して運用することになったのです。このIPアドレスとホスト名を相互に変換する専用サーバーがDNSサーバーと呼ばれるサーバーです。
Posted on 7月 06, 2009 under ISP, サーバー |
自分でサーバーを設置して、自分のホームページを公開するということを思いついたのは、インターネットのことを一から勉強しようと思ったからです。まぁ、普通にインターネットを使う分には、サーバーやサーバー接続についての知識なんかなくても、全然OKなのですが、インターネットをちゃんと勉強しようと思うとサーバー設置関連の知識は欠かせません。
まずはインターネットサービスプロバイダ(以下ISPと省略)のことを、少し説明しておきましょう。
ISPとはインターネットに接続するためのサービスを提供する企業あるいは団体のことです。一般的には、電子メールアカウントの提供、ホームページ公開用スペースの提供する業態です。新規にパソコンを購入すると、インターネットに接続するために、このサービスを利用します。
歴史的に見ると、ダイヤルアップ接続全盛の時代には、ISPの主要サービスは、アクセスポイントからインターネットまでの接続性の提供でした。しかしブロードバンドインターネット接続全盛の今日では、様々な種類の接続方式、方法があるため、ISPのサービス体系は複雑化しています。
現在のISPのサービス内容をまとめると、インターネットへの接続性の提供として、ダイヤルアップ接続、ブロードバンド接続、モバイル系接続(無線LAN、携帯電話等)があります。加えて、メールアカウントの提供、ホスティングサーバー(ホームページ公開スペース)の提供、アプリケーションサーバーの提供、ニュースサーバーの運営など。